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2019.12.27 |ブログ

ときわみなみの幼稚園 職員研修会 / アートとは?

 

冬休みが始まった

12月24日 、

芸術の森近くにあります、幼稚園。

 

ときわみなみの幼稚園より、

ご依頼をいただきまして、

職員研修会の講師としてお招き頂きました。

 

ときわみなみの幼稚園は

幼児教育の一環として

アートの時間を導入。

私は、そのサポートをさせて頂きました。

 

今年度、アート教室を通じて

縦割りの月齢で、6グループに分かれ

全園児さんと創作時間を一緒に過ごしました。

 

芸術の森のアトリエで、

様々な画材や、創作のための材料を

ご用意して、

園児さん達を、毎回楽しみに

お迎えしていました。

 

 



 

 

今回の研修会は、事前打ち合わせで

先生達より今年度開催した

アート教室に関してのご質問を

頂戴していました。

 

午前の部は、

ご質問にお答えする・・・

だけではなく

できるだけ対話するカタチで

進めたいと思っておりました。

 

なぜなら、

わたしの活動するアートには、

正解はないので。

 

答えを述べるにしても、

わたしの視点、

解釈の中でのことに過ぎないのです。

 

自分なりにできるだけ

アートに特化することなく、

視野を広げる行動をしていたり、

経験を積んでいたりしていますが、

一個人でアートを語ることは、

それこそ、

視野の狭い話になってしまいます。

 

なので、

できれば先生達の声も聞いて

自分の意見も言う、

共に考える、

対話になればと。

 

ここで余談ですが・・・

 

実は、対話するって、

現在の日本の教育現場では難しいことと、

教育現場にいた経験から、

とても感じていました。

 

それは、きっと日本の教育現場は、

まだまだ縦社会だから。

 

上司と部下の関係性では、

部下が上司の意見に合わせることが

主流で、なかなか自分の意見を言える

状況じゃないのです。

 

そして、

上司の言うことをよく聞く

合わせることが良しとされています。

 

こういう日本の教育現場なので、

やはり、子どもに対しても

同じ状況が生まれやすいのでしょうね。

 

さて、

話を戻しまして、

 

対話することを

どのようにしたら?と、

考えたときに想うことは、

 

個人の価値観を知る。

尊重する。

同じものを見ていても

捉え方は十人十色であること、

それを、

否定することなく

受け止めてみることと、

想うのです。

 

それを、ある絵本を使って

実践的に先生達に経験して頂きました。

 

同じ絵を見ていても

選ぶものが違って、

選んだ理由も違うし

捉え方が違う。

 

違いを知ることは、

自分の中だけの価値観でないことに

触れることができるので、

豊かな経験となります。

 

そして、

いろいろな意見が融合して、

新しいことが

導き出されるのではないでしょうか?

 

一見、アートとは?の答えから

かけ離れているように見えると思います。

 

でもこれが、

わたしがアートを通して

大切にしている部分でもあるのです。

 

研修会の午前は

そんなことを実践し、お伝えしました。

 

機会をくださった、

先生達にとても感謝しています!

 

 



 

 

午後の時間は、

アートワークの実践です!

 

午後の部につきましては、

また書こうと思います。